日本語のタイピング練習サイトでは寿司打が有名ですが、
エンジニアなどで英語のタイピング練習をしたい場合、これは最適な練習方法ではありません。
今回は英語をタイピングする人におすすめのタイピング練習サイトをご紹介します。
すべて無料かつアカウント登録不要で利用できます。
Keybr.com
Keybr.comでは、ユーザのスキルに応じてコンピュータアルゴリズムがタイピングすべき文字列を生成してくれます。
アルファベットで出現頻度が高い文字から始まり、それらの文字を打つのに慣れてきたところで、徐々に打つべき文字の種類が増えていきます。
画面にもキーボードが示されていて、自分がどこを押したのかがわかるようになっています。
大文字や句読点を含めるかなど、さまざまな設定をすることもできます。
また、Provide your own custom text を選択すると、自分の好きな文章を使って練習することもできます。
さらに、Profile では自分のタイピング記録の詳細な分析を確認することができます。
Keybr.com のいいところ・よくないところ
Keybr.com では、ユーザのタイピングスキルに応じてアルゴリズムが最も練習成果の高い文字列を生成してくれるので、
苦手なキーを集中的に練習することができます。
例えば、r キーが苦手で打ち間違えることが多いと、r キーを多めにした文字列を生成するのです。
私が今までやってきたタイピング練習サイトの中では、最も鍛えられている感覚がしました…!
また、出現頻度が高い文字から順番にレッスンに現れる文字を増やしていくので、
出現頻度が高い文字から効率的に練習を進めていくことができます。
さらに、自分で好きなテキストを指定することができるので、
苦手なテキストだけを繰り返し練習するという使い方もできます。
ただ、現れる文字をタイピングしていくだけなので、単調に感じる人もいるかもしれません。
e-typing
ほぼ無意味な文字列を打つだけだとつまらないと感じるなら、e-typing 英語タイピングをおすすめします。
こちらでは英単語タイピングのほかに英文タイピングがあり、さまざまなテーマからレッスンを選択することができます。
私はよく演説でタイピングしています。
こちらもキーボードが画面上に表示され、キーをどの指で打つべきかも示してくれます。
タイピングが終わると、結果画面でその回と前回の打ち間違えた部分や正確率などを確認することができます。
e-typing のいいところ・よくないところ
e-typing では、意味のある英単語や英文を使って練習できるので、英語の勉強も兼ねることができる上に、飽きにくいです。
また、キーボードが画面上に表示され、どの指で打つべきかを確認できるのも魅力的です。
ただ、同じレッスンでは同じ英文が出ることが多いため、ある程度使い込んでしまうとその英文に慣れてしまい、練習の効果が下がる可能性があります。
Typing.com Typing Games
もっとゲーム感覚で遊びながら練習したいというときは、
Typing.com Typing Gamesがいいでしょう。
こちらでは無料でさまざまなタイピングゲームがプレイできます。
おまけ:タイピングアプリ作りました
私もWeaketypeというタイピングアプリを作りました!
こちらは Keybr.com を参考にしつつ、苦手なキーを責めていくアプリとなっております。
膨大なコードを書くエンジニアは、タッチタイピングができるようになると効率的にコーディングができるようになり、
長い目で見ると作業スピードがかなり上がります。
今回ご紹介した内容を参考に、タイピングを上達させましょう。
参考になれば幸いです。
では!