声を分析することで見えるもの

 

自分や他人の声を分析することで、自分や他人はどのような性質の声を持っているのかがわかるようになります。

特に自分の声を客観的に見ることで、自分の声についてより理解を深めることができます。


自分の声を分析する

自分の声を分析することで、自分には何が足りないのか、どの部分が優れているのか、などが分かります。

まずは録音してみよう

自分の声を録音して再生してみると、普段自分が出していると思っている声とはだいぶ違っているということに気づくと思います。

最初は気持ち悪くて大きなショックを受けるかもしれませんが、誰もが通る道です。

私も死にそうでした…笑

でも、気づいて受け入れるということが成長のための第一歩です。

ただし、その声を気持ち悪いと思ったからといって、

それが必ずしも「悪い声」というわけではありません。

ちなみに、なぜこうも聞こえ方に差があるのかというと、

音は空気の振動によって伝わりますが、

自分で聞く自分の声にはさらに骨伝導による音が混じるからだそうです。

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他人の声を分析する

他人の声の分析は、あくまで自分の発声に対するヒントを得るためなのですが、

発声機構を整える初期の段階と、自分の持ち味を生かすことを目指す最後の段階で重要になってくると思っています。

ものまね

初期の段階では、他人のものまね・声真似をすることで、声の操り方を覚えていくのが楽しいし有効な方法だと思っています。

他人がどのように声を出しているのか分析して、それに近い状態に喉や声帯や鼻や話し方を持ってくることで、

声真似が達成されます。

喉を開く/狭める、声帯をゆるめる/締める、鼻に響かせる/響かせない、舌足らず、ハキハキ、などなど…

いろいろな人の声真似をしていると、ここをこう動かせばこんな感じの声になるんだな~とわかってきます。

自分の持ち味を探す

他人の声と比較することで、自分はこういうところが優れているんだというのがわかってきます。

声量がある、声がよく響く、低音がきれいに出せる、高音がよく伸びる、まっすぐな声が出る、ハスキーな感じがする、などなど…

歌であれば、いろんなアーティストの歌い方を聞いてみるのもいいし、

原曲だけではなくカバー曲を聞くのも、それぞれの持ち味の生かし方の勉強になると思います。

「もはや自分の曲にしてる」と言われるぐらいカバーが上手なアーティストさんもいますよね。

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スペクトラムアナライザ

声を分析するといっても、耳だけで聞き分けるのは難しいことです。

音を分析して可視化するツールであるスペクトラムアナライザ(オーディオアナライザ)というものがあります。

PCソフトやスマホアプリでも出されています!

これはどの周波数の音がどのくらいの強さのエネルギーで出されているかが解析できるというものです。

スペクトラムアナライザ画面

一番左の山が基音であり第0フォルマント(F0)と呼ばれるもので、私たちが普段認識している音の高さはこの山のものです。

左から2番目のものが2倍音(F1)、3番目が3倍音(F2)といった具合に、

音というのは倍音の組み合わせで出来ています。

どこの倍音がどれくらいあるかというので音色が変わってくるわけです。

フォルマントについては Wikipedia にも詳しく書かれています。

フォルマント

キンキンとした声は倍音が少ないとか、倍音が多いと遠くまでよく響く声になるとか言われていますが、

スペアナを通してみるとひとつの指標になると思います。

スペアナでいろいろ遊んでみると面白いですよ。笑

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声に限ったことではありませんが、よく観察するというのはとても大切なことで、

はじめのうちは特に、そこから得られるものは大いにあるはずです。

よく見ないと見えないものって、意外に多かったりするのです。

お読みいただきありがとうございました!

ではまた~👋